様々なITツールを利用した結果、どのような状態になるとカイゼンできたと言えるのでしょうか。
まずは、就業時間内のビジネスコミュニケーション時間の削減について、グラフでご案内いたします。
メール 3時間 会議 2時間 電話 1時間 実務 2時間? 合計就業時間 8時間??? ※実際には、実務の時間は2時間で済まず、就業時間である8時間を超え、残業対応となりました。
一方で、下記は、ITツールを活用した社員の1日の例です。
メール 30分 電話 5分 会議 1時間 チャット 1時間 実務 5時間 合計就業時間 7時間35分??? 実務時間をしっかり確保し、就業時間は7時間35分となり、早く帰って自分の時間を作ることが出来ました。
一体、何が違うのでしょうか。
時短をした仕組みを、端的にあげると以下の通りです。
電話&メール&チャット
- 社内電話は緊急時以外しない
- 社内向けには電話・メールを極力使わずにチャットで連絡をする
- メールは、社外向けだけにする
- 同じような問い合わせが多い場合は、定型のメールやチャットのテンプレートを作っておく。
- 電話は代表で取ってチャットで担当者に連絡
たったこれだけで、メール&チャット&電話の時間は
4時間から1時間半に削減できます。
会議
- 開催者は事前に資料をクラウド上にアップして、アップした場所を連絡する
- 参加者は開始前にクラウド上の資料を読んで、担当者が事前に共有すべきところは記入しておく
- 会議開始後、冒頭で会議の目的や資料の説明はせず、都度担当案件ごとに状況を聞いたりしない
クラウド上のサービスを利用して、紙資料の印刷を無くすと、間違いに気づき再印刷をするなどがなくなります。むしろ、その場で資料を訂正できます。
また、個々で、事前に決まっていたことが入力されていると、会議中に話されることは、共有事項・その場の決定事項のみとなり
会議時間が2時間から1時間に、大幅削減できます。
就業時間中、ビジネスコミュニケーションの3時間半が削減できた。
これだけでも素晴らしいのに、さらに全員に、記録に残る状態で
情報共有ができたというオマケまでついてきます。
ITツールを使って、下記のようになったら素敵だとは思いませんか。
人材の確保
ITツールを使って、就業意欲が向上、離職率が低下し、若手の雇用や、長期雇用者が増えた。
現在従事していることや、「あの人は繁忙期なのかな」など、情報共有を以前より密にした結果、
お互いの空気感が伝わるようになり、従業員間のすれちがいが減った。例となる解決策と具体的なツール
情報共有 Evernote
Chatwork
ZohoCRM顧客管理 FileMaker開発
Kintone
ZohoCRMクラウド・オフィス・スイート G Suite Webメディア活用 Webサイトの作成については、
制作会社をご紹介しています。
経営改革
トップが判断するにあたっての資料・データが、一元化されていて、
以前よりも即時で集まりやすくなった。判断する材料が増えた。例となる解決策と具体的なツール
情報共有 Evernote
Chatwork
ZohoCRM顧客管理 FileMaker開発
Kintone
ZohoCRM
事業の効率化
タイムカードを紙の打刻からWebに変えたことで自動的に毎月の打刻結果が、集計されるようになった。
外勤者や出張者が遠隔地でもタイムカードを切れるようになった。
毎月の締め処理が大幅な時短となり、事務職員の毎月の心身的負担も軽減された。例となる解決策と具体的なツール
クラウド勤怠管理 MF(MoneyForward)クラウド給与
営業力向上
新規顧客を開拓するにあたって、ITツールを使って自社に向いてくれていそうな見込み客から、順に回ることができた。
顧客となってくれる確度も上がった気がする。得た情報を顧客管理に記録してリアルタイムに共有することで、他の営業担当と協業する機会が増えた。例となる解決策と具体的なツール
情報共有 Evernote
Chatwork
ZohoCRM顧客管理 FileMaker開発
Kintone
ZohoCRMメールマーケティング ZohoCampaings
従業員満足度の向上
副次的効果として、ワーク・ライフ・バランスの実現などもあります。時短になって、個々に自由時間があれば?
「みんなで酒が飲めるぞ」
「自己学習ができるぞ」
「ゆっくり寝られるぞ」個々の思い思いの時間をとると
次の仕事への意欲も上がります。
良い人材も、集まります。
ITツールの利用
労働時間の低減
生産性向上
売上増加
賃金引き上げ
従業員満足の向上
というような正のスパイラルを起こすための起爆剤に
なるのが、インターネット上に存在するITツール、
クラウドアプリケーションです。
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